おさらと大腿骨の関節にも起こる

2011.11.11

関節表面の関節軟骨がすり減って起こる変形性ひざ関節症は、上の骨(大腿骨)と下の骨(脛骨)とのあいだの関節(大腿脛骨関節)に起こることがもっとも多いのですが、おさら(膝蓋骨)と上の骨(大腿骨)との関節(膝蓋大腿関節)にも起こることがあります。これを膝蓋大腿関節症といいます。ふつうの変形性ひざ関節症は五〇歳代からですが、膝蓋大腿関節症は比較的早い時期の四〇歳代から起こります。膝蓋大腿関節症は、医師でもうっかりするとわからないこともあります。「ひざが痛い」というと、通常、X線を二方向からとります。ところが二方向だけでは、なかなか膝蓋大腿関節の状態はわからないのです。そこで特殊な撮影法で、関節のすき間がうつるようにとります。膝蓋骨は三角形をしていて、下の大腿骨の山形のカーブとぴったり合うようになっています。膝蓋骨の関節軟骨の状態がわかるわけです。

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