披露宴での媒酌人の心得

2011.06.06

披露宴では、主役の新郎・新婦を引き立てるのが媒酌人の務めです。堂と落ち着いた態度で臨み、一方で、新郎・新婦には細やかに気配りすることが大切です。新郎・新婦やその両親と共に、会場入口に並んで招待客を迎える際は、初対面の人に対しても、主催者として、笑顔で丁寧にあいさつをします。そして、新郎・新婦を先導して入場するときは、新婦の歩調に合わせ、ゆっくり歩きます。とくに媒酌人夫人は、新婦の足元に気を配って歩くようにしましょう。。着席したら、いよいよ媒酌人のあいさつで披露宴が始まります。参列者もまだ会場の雰囲気になじまず、硬くなっているときですから、媒酌人のあいさつがその後の雰囲気を左右するといってもよいでしょう。媒酌人自身も最も緊張するときですが、気持ちを落ち着けて、できるだけにこやかな表情で、会場全体を見渡しながら、ゆっくりと話します。あいさつが終わったら、来賓のスピーチを聞きながら、新郎・新・婦のようすを見守ります。ふたりの気持ちをリラックスさせるようなことばをかけ、うつむいてばかりいるときは、来賓のほうに笑顔を向けるように促しましょう。また、料理が運ばれたら、タイミングを見計らって料理を勧めます。媒酌人夫人は、ときには新婦の料理を切り分ける手伝いもしてあげたいものです。お色直しがすんで係員から知らせがあったら、ドアの外まで迎えに行きます。新婦の気分が悪いときは、いっしょに退席し、別室で休ませ、新婦が落ち着くまで付き添います。新婦は、気分が悪くてもなかなか口には出せないものですから、それとなく観察し、早めに対処することが大切です。送賓の際は、主賓やスピーチをしてくれた来賓には、とくに丁寧にお礼を述べて見送ります。