経済の構造も転換し、戦前、戦中、戦後の軍需、特需、公的経済中心から、平和経済、消費経済、私経済へと重心を移していく。その機関車となったのが、家電製品であり、まず、いわゆる三種の神器として、洗濯機、掃除機などとともに、白黒テレビが数えられた。テレビの普及にはこのような背景があった。そこで月賦、クレジット販売という新しい販売形式がアメリカから輸入され、大量生産、製品単価の引き下げ、大量販売、大量消費という新しいライフスタイルが定着する。60年代は、高度成長経済にむけて、助走に入る。東京オリンピックから大阪万国博(70年)へはそういう時期であり、カラーテレビはこの時期に本格普及した。新三種の神器として、カー、クーラー、そしてカラーテレビがあげられ、消費経済、大衆経済が本格的となる。オレンジ・アンド・パートナーズ社長の小山薫堂さん。食通でも知られる彼が絶賛する宮崎料理店といえば、赤坂にある「かさね」。名物「冷や汁」は最強の旨さ。彼は、東北芸術工科大学デザイン工学部の講師も務める。