収納を考えるとき、その場所で使用するものがどれだけあって、どのように使いたいか、どのように収納したいかを考えます。広ささえあれば良いということではありません。きちんと計画された収納は使い勝手が違います。例えば、玄関の下足入です。わが家では、雪のシーズンが半年ほどあるのと現場へも行くので、長靴は欠かせないアイテムです。そのため、下足入れの下段は玄関と同じ仕上げになっていて土間になっています。長靴の泥などで汚れても掃除がしやすいようになっています。背の高い傘も置いてあります。しかも、建具が開閉しやすい引戸の上吊りタイプなので、建具下部にレールがなく、掃除がしやすくなっています。また、下足入れの内部は、可動タイプの棚板仕上げになっているので、子供の成長に合わせて動かせるようになっています。このように、ひとつひとつ棚板の高さにも意味があります。なんとなくといったムダな物はありません。図面をみると台所、洗面所、トイレと30mの空間を利用し、通常ただの壁になってしまうところを壁面収納にしました。台所には、主に食器類が収納してあります。洗面所の左側には、アイロン台・裁縫箱やティッシュのストックが収納してあります。また、右側の収納は、モップ・掃除機、掃除用具といったように使用目的ごとにまとめるのが、わかりやすい収納の方法です。